台湾料理&世界の旅ご飯が楽しめる、南城市の「玉城(たまぐすく)食堂」。とってもオシャレでランチやカフェ利用にぴったりのお店です。季節や食材で登場する新メニューも見逃せません。外観からしてオシャレなのですが、元は村の公民館。ところどころに見えるレトロな風合いが良い味を出している内装も必見です。
住所:〒901-0604 沖縄県南城市玉城玉城93−3
Mapcode: 232 469 844*85
営業時間:11:30〜17:00(ラストオーダー 16:00)
定休日:水曜日・木曜日(臨時休業などはInstagramにてご確認ください)
Instagram:https://www.instagram.com/tamagusukushokudo/
電話番号:非公開
今回は、南城市玉城(なんじょうし・たまぐすく)のカフェ・レストラン「玉城食堂」(たまぐすくしょくどう)を紹介するにゃ
畑の中に出現したおしゃれ空間!南部ドライブの楽しみスポットがまた一つ増えたにゃ
目次のテキストは、それぞれの見出しにリンクしています。
「玉城食堂(たまぐすくしょくどう)」アクセス・外観
「玉城食堂」は国道331号線から海側に向かって下り「え?ここ?」といった畑と地元の集落の中にあります。
建物手前に広い駐車場がありますので、お店の前に停めないようにしましょう。
コンクリートの建物の壁に木材を貼った外観がとってもおしゃれ。
実はこの建物、以前は玉城の公民館だったものをリノベーションしたのです。
古い建物の風合いを活かしているので、新しさを感じさせつつ落ち着いた雰囲気になっています。
「玉城食堂(たまぐすくしょくどう)」内装
こだわり抜いて作ったかっこいい空間。元公民館と思えません。
家具はお店のイメージに合わせてなんと手作り!床や壁、梁などのコンクリートとカウンターや天井のウッディなテイストが絶妙なバランスで調和しています。
天上のシーリングファンは、実は旧公民館で使われていた扇風機をそのまま残しています。レトロな風合いで、まるでそこにあつらえたかのようにはまっていますね。
カウンターのタイルはお店に合わせて陶房で作ったもの。緑に囲まれたお店の雰囲気にぴったりです。
日陰で涼しいテラス席。ゆったりティータイムにおすすめです。
お店の奥はギャラリーになっていて、器やお皿を買うこともできるんですよ~
「玉城食堂(たまぐすくしょくどう)」 メニュー
玉城食堂は、台湾料理と旅ごはん(洋食メイン)という、ジャンルが異なるメニューを提供するレストラン。1つのお店に2つのレストランがコラボするという珍しい形態なのです。
台湾料理を作るのは亀谷修身さん、旅ごはん(洋食メイン)を作るのは画家の梅原龍さん。
メニューの内容を見ると、本当に違うお店ですね。全然系統が違います。よく見るとメニューの紙質も違っています。
ドリンクも、台湾料理はビール系(日本・台湾・クラフトビール)がメインで、旅ごはんはワイン中心の洋酒系です。
ここで飲むとなると、ハンドルキーパーの方に運転してもらうか、近場に宿泊する感じでしょうか。
向かいには「姉と弟の家」という一棟貸しのコテージがありますので、そこに宿泊していれば好きなだけ飲めますね……!
なお、ここからは、有名カフェ「浜辺の茶屋」や「山の茶屋・楽水」も徒歩圏内です。南城市のカフェをはしごする拠点にもなりそう!
「玉城食堂(たまぐすくしょくどう)」でランチ!
それでは、新しくいただいた順にお食事を紹介していきます!
世界を思う旅ごはん・2022年4月新作「私の好きな気怠い昼食」
け‐だる・い【気▽怠い】
出典 小学館デジタル大辞泉
[形][文]けだる・し[ク]なんとなくだるい。「からだが―・い」
[派生]けだるげ[形動]けだるさ[名]
[類語]だるい・かったるい・物憂い・アンニュイ
「世界を思う旅ごはん」から、2022年4月の新作「私の好きな気怠い昼食」をオーダー。
名前がすごい。こういう「事象を切り取る」言葉センスもアーティストって感じがする。
まずはサラダとスープ。一見シンプルなサラダですが、クレソンやセロリの葉っぱが入って複雑な味わい。酸味のきいたドレッシングが味を引き締めます。黄色いトマトが目に鮮やか。
デミタスカップでいただく新玉ねぎのスープ。甘く炒めた焦がし玉ねぎがコンソメにアクセント。
メインは、「大人のオムライス」とでもいうべきビジュアル。
オリーブオイルとガーリックで炒めた海老とマッシュルームに、生クリームと白ワインで作ったバジルソースをかけていただきます。黒い粒は、胡椒ではなく岩塩。
彩りは緑と黄色でヘルシーですが、生クリームにオリーブオイル、白ご飯と「美味しいものはハイカロリー」を体現するようなメニュー。
やめられないとまらない。そして、しっかりと気怠くなります。
欲望と情熱のパフェ(2022/4 Ver.)
以前からメニューを見て気になっていた「欲望のパフェ」に「情熱」が加わって季節限定メニューで登場。断面が前衛絵画のように美しい。パフェのためにグラスを特注したそうです……!
違う角度から見ると、また違った美しさがあるという、見ても美味しいパフェ
りんごの赤ワイン煮+イチゴのシロップ煮がメインのフルーツ。そこに、ミルクアイスとソルベという2つの食感が異なる氷菓子にトッピングし、間をふんだんに使った生クリームが埋めています。グラノーラは、ご近所の名店「BOTCHI andante andante」(ボッチ・アンダンテアンダンテ)のもの。
どこをとっても美味しさがあふれ出す、まさに欲望のままに情熱的に貪りたい大人のパフェでした……!
オリジナルコーヒー
食後の締めにいただいた珈琲は「玉城食堂」のためにブレンドされたものだそう。
焙煎は、兵庫県の赤穂市にある「今井荘」。梅原さんがデザインした場所です。
濃いめのエスプレッソみたいなコーヒーで、濃厚で気怠いランチとデザートに合わせるのにピッタリですよ。
梅原さんの言語センスを見習って、精進しようと思いました……
台湾料理・担仔麺(タンザイメン)
担仔麺とは、台湾料理の中でも定番料理。そちらに人気の「魯肉飯(ルーローハン)」が付いたメニューです。
パクチーは苦手な場合オーダー時に不要と伝えておきましょう。逆に「パクチー大好き!」な人は、トッピングで「パクチーましまし」にもできますよ。
見ての通り、細めのストレート麺。つるっとした食感ですが、噛むと感触はモチモチしています。スープは驚くほどあっさりで、全部飲み干せてしまいそう。
物足りない方は、お酢・花椒油(ピリッと辛い)、ラー油、刻みニンニク油などの薬味を加えて味に変化もつけられます。
こちらのピリ辛副菜で、味に緩急が加わります。
「あれ?魯肉飯(ルーローハン)は?」と思った方、この次に魯肉飯(ルーローハン)単品オーダーがあるのでそちらでご説明します~
台湾料理・魯肉飯(ルーローハン)
メニューのトップにある魯肉飯セットがこちら。
- 魯肉飯
- イカ団子とネギのスープ
- ほうれん草の塩花椒油和え
- 湾煮卵
卵は、南城市が誇るブランド卵「みやぎ農園」の平飼い卵です。サンエーやAコープでも取り扱っていますので、旅行の方は、最終日にお土産として買ってもいいかも?
「魯肉飯」は、豚肉をとろとろに煮込み、台湾醤油などで甘辛味に仕立てたものをのせたご飯です。
現地の味を再現した濃厚な味わいを、ご飯と絡めていただきます!小ぶりのサイコロに切った脂身が甘くて、スルスルと食べられちゃいますよ。
台湾煮卵はオプションで。
魯肉飯の出汁と合うように甘辛な味付けですが、ちょっとあっさり目で味のコントラストがあります。
イカ団子とネギのスープ。
こちらは、薄味なのですがコクがあります。
白ネギがたっぷり入っていて、風味がいい感じ。焦がしたネギが吸い口のように入っていて、それがまたアクセントに。
プリプリのイカ団子は、アツアツのうちにいただきたいですね。
一見普通のほうれん草のおひたしですが……花椒がピリリと後を引く味わい。
これは自宅でもやってみたいかも。
今日もとっても美味しかったにゃ~
電話も予約もできないのに、お客様が何時もいっぱい!梅原さんは毎月新しいメニューを限定で出すときがあるのでInstagramを要チェックだにゃ!
住所:〒901-0604 沖縄県南城市玉城玉城93−3
Mapcode: 232 469 844*85
営業時間:11:30〜17:00(ラストオーダー 16:00)
定休日:水曜日・木曜日(臨時休業などはInstagramにてご確認ください)
Instagram:https://www.instagram.com/tamagusukushokudo/
電話番号:非公開